ちょどこの頃バイクに乗りたくて中型自動二輪免許を取得、バイク屋でバイトもしていました。 お金もたまり、いよいよバイクを買うぞ！と言う時、人生で初めての両親に猛烈反対にあいました。 その反対運動（(^_^;)）はとうとう親戚一同集まる席で「バイクには乗りません」と誓わされるに至ります ・・・両祖母には泣かれながら反対されました。。

　父は娘の夢を断念させた自責の念があったのでしょうか、車なら“まだ”事故を起こしても箱の中なので バイクよりはマシ・・と、新車でぽん！と買ってくれたのがレビンくんでした。 （もちろん、金額に上限はありましたが） スペック的にＡＰＥＸ（S/Cなし）で充分と考えていた私に、どうせなら一番良いやつを買え！と 言ったのは父です(^^ゞありがとうございます〜。

　そんな経緯で手にしたレビンくん。私の中ではどうしても【バイクに乗ることを諦めたご褒美】との 意識が、最後まで抜けませんでした。このレビンくんがある限り、親の気持ちを裏切れない・・ バイクへの夢を諦めたわけではありませんが、足かせにもなっていたのは事実です。

　レビンくん購入と同時に、かねてより興味のあったジムカーナの世界へ入ります。 周りに誰もジムカーナをしている人がいなかったので、手探りで１人国内Ｂ級ライセンスを取りに 講習会へ行きました。縁あって、現在も籍を置くカークラブオブクールランナーズ（ＣＣＣＲ）へ入会。 今だに全然上手くないのですが、その当時は夜中の駐車場で練習したりもしました。 競技の世界では決して優位な車ではない上に、腕が無い為成績は万年ビリでしたが、 時間が経てば経つほど、この車に愛情が湧いて、どんな新型の車よりカッコよく思え、 益々好きになってゆきます。こうして１２年、お付き合いしました。

　大事に乗っていましたが、結構事故も経験してます(^^ゞ各地旅行へも随分行きました。 いつも１人で乗っていましたが、同乗する人は極身近な、大切な人たちばかりだったように思います。 今は亡き母とも、よくレビンくんと一緒に旅行へ行ったものです。どれも大切な思い出です。