◆◆ホンダ インテグラ TypeR 【E−DC2A】◆◆



■■仕様
1997年式 5MT チャンピオンシップホワイト VTEC

ショックアブソーバー エナペタル ジムカーナ仕様
スプリング BESTEX
ホイール F:ESターマック 16−8J R:スプリントハート 15−6.5J
タイヤ  F:ブリヂストン POTENZA RE−01
R:ブリヂストン POTENZA RE−01
F:ヨコハマ アドバンA048(ジムカーナ用)
R:ヨコハマ アドバンA048(ジムカーナ用)
ブレーキ F:Winmax   R:Winmax
ステアリング ビクトール 36φ
シート TETRX TypeT
LSD 無限
シートベルト タカタ 4点式
マフラー 無限

2002年 JMRC東京ジムカーナシリーズA3クラスシリーズチャンピオン獲得
■■エピソード

 結婚を機に、ジムカーナにはこのインテグラ1台でWエントリーすればいいかなぁ・・ と考えていました。交通費もメンテナンス費も半分になるしね。実際、当時はまだノーマルに近い状態で 乗りやすかったため、結構多くのイベントにインテグラでWエントリーをしていました。 大事な車を下手な運転手に貸してくれることに感謝をしながら、 結婚前は優しかったのに釣った後はキビシク運転指導するダンナと共に約1年位は一緒に大会や練習会に参加していました。

 インテの運転にも大分慣れた2000年11月11日(土)。翌日JMRC東京ジムカーナ第8戦を控えて、浅間台SLでの 練習会へWエントリーで参加しました。走行は、ゼッケン奇数・偶数毎の時間制。先に走行タイムとなった私の助手席で、 指導してくれるダンナ。走行開始後まだ2、3本目だったでしょうか・・・スタートから奥までのストレートをいい感じで 走れた私。厳しいダンナからも「お!今のいいよ!この感じ忘れないで」とお墨付きを貰い、気分良く右コーナーへ。 しかし!誉められる=今までの自分の力以上の走り=未知の世界である事に気付いていない私。 ステアリングを右に切ったとたんにテールがスライド。。。カウンターで補正・・・がお釣りでまだ滑ってる!! この辺りで未知の領域に入ったことを知った私は少々パニック気味。「それでいい」というダンナの言葉も上の空で 「こわ〜〜」と言いつつブレーキを思いっきり踏む!!止まる!!・・・ハズでした。







 次の瞬間、目の前の土手に真直線に向かってなぜか加速しているインテグラ! ・・・はい。思いっきり踏んだのはどうやらブレーキではなくアクセルだったようです・・・。 土手を垂直に登り、ステアリングを切ったので土手を横に走り(まるでルパン三世のよう#) 「このままでは横転する〜〜」という角度から、どうにか4輪で着地。助手席にダンナが乗ってなかったら 横転していたでしょう。そして、見事にフロント部分がひしゃげたインテグラが・・・ ごめんなさぁぁい!!(>O<)〜

 多分あまりのショックで怒る事も出来なかったのでしょう。ダンナは声を荒げる事も無く(それが一番コワイ)、 自分が1本も走ることもないまま、メンテナンスショップへ直行。翌日の大会を控えての大修理です。 これ以上小さくなれない位小さくなって、私はただ見守るばかり。何とか走れる状態にまで直して貰い、 翌日大会に臨みました。

 肉体的以上に精神的にガタガタだったであろうダンナは、翌日の東京戦で見事、クラス優勝を果たしました!! 彼のこの精神の強さはその後も多々見られます。心の傷と車の傷は今だ癒えないものの、現在も元気に 頑張って走ってくれてるインテグラとダンナには本当に感謝しています。

 この事件以来、私は精神的にインテグラに乗れなくなり、結局それぞれの愛車でジムカーナをするという 不経済夫婦となりました。




さらにおまけの愛車
◆◆トヨタ カリーナED G-Limited 【E−ST202】◆◆

 インテグラの前には、このカリーナEDでジムカーナをしていたダンナ。 こんなオヤジ車(?!)でジムカーナ??その異色さは目を惹きましたが、 何より速い!んです。 戦闘力のあるDC2やSW20、EP82と互角に闘い、入賞はもちろん 優勝までもしてしまう、恐るべし“ED使い”・・・だったのです。

 世間の波に左右されない、自分の信念で我道を行くその姿に惚れたのになぁ>私。 付き合いだして間もなく、結婚資金として貯めていた貯金を使い果たして、 主力マシンのインテグラを買ってしまったダンナでした・・・(-_-;)


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