2004年11月24日(水)

■■同期仲間

   11月13日〜14日に1泊かけて昔の会社の同期旅行に行ってきました。
私はこれまでに3回、仕事を変わっているのですが、新卒で入社した時の一番最初の会社の仲間です。
某自動車部品メーカーの本社勤務で入ったのですが、
1年半後に本社機能が工場の敷地内に移動する、、、ということで、それを機に退社しました。
たった1年半しか在籍してない会社でしたが、
その1年半に経験した事や培った人間関係が今でも私の中で大きく生きているのです。

 同期仲間もその大切な財産の一つ。
38名の新卒同期が居ました。(その中で女性は私を含め2人)
14年経った今では、その会社に残っているのは13,4人程だそうだけど(^^ゞ
時を経て、こうして集まる機会を設けて、人が集まってくるのだからすごい。

 なぜここまで結びついていられるのか?
・・・それは多分、入社式前に行われた研修旅行のお陰だと思います。
1週間程だったでしょうか、合宿所のような所に缶詰にされて、
朝から晩までびっちり社会人になるための研修とやらを受けました。
合宿所から外に出られるのは朝のランニングと体操の時だけ。
常に上司や先輩が監視についていて、遊びに行くなんて持ってのほか!
この1週間で何を学んだかはさっぱり覚えていませんが、
朝のランニングと腕立て伏せが当時の私にとっては死ぬほど辛かった事と、
研修最終日にお許しが出て深夜まで大宴会で盛り上がった事が
強烈な思い出となって残っています。

 38名中、本社勤務になったのは5人だったでしょうか。
後は、いくつかの工場に分かれて配属されていたから、
在職中でも仕事で会う事って、私の場合ほとんどなかったっけ。
でもその頃から1年に1,2度、本社や各工場にバラけた同期たちと遊ぶ機会を作っていましたね。
ジムカーナ場を借りて走行会をしたり、(成田モーターランドや日本ランドHOWでやったなぁ☆)
寮に押しかけに行ったり、その頃から同期同士での「仲間意識が強くあったように思います。  

 もちろん、38名も集まればいろんな考えの人間がいます。
皆が全て同じ感覚でいることも無く、
既に音信普通で居所さえわからない仲間も数名います。
逆に、勤め先は変わってもお互いの結婚式に呼び合ったり、
一緒に飲みに行ったり、出張ついでに会ったりしている仲間同士もいるようです。
よーーく考えると不思議な関係ですよね。
同じ職場でもなく、同じ出身校でもない。
ただ、【同じ時期に同じ会社に最初に入った】という共通項だけで
10年以上もつながっていられるのですから!!

 今でも私の中にハッキリ残っている言葉があります。
「“同期”ってさ、もうこの連中の他にはいないんだよね。」
唯一の女性同期である彼女が言った言葉です。
・・・この先何回会社を変えようと、自分にとっては新しくても
会社側から見れば“中途採用”でしかない。
同い年の仕事仲間であっても、勤続年数が違えば”同期”とは言えない。
同じ年度に大学を卒業して同じ年度に同じ会社に入ったのは、
年齢や環境は違えど、世界中捜してもこの38名しかいないんですよ。

 多分、それだけの共通項だけだと思うのだけど、
こうして何年かに1度でも集まれる関係って素敵ですよね。
そういう仲間に出会えたこと、そういう仲間に自分が入っていることを
本当に幸せに感じています。

 同期のみんな、ありがとう!!そして、これからもよろしくね!!




日々の惑星へ戻る